パソコンおまかせ隊です。
「あれ?ウェブサイトに繋がらないい…!」「ウェブサイトが見られない!」
「Wi-Fiは繋がってるって表示されてるのに…」
パソコンを使っていて、突然インターネットが使えなくなると、本当に困りますよね。
仕事や調べ物、SNSや動画視聴など、今やインターネットは私たちの生活に欠かせないインフラです。
「どこが壊れたんだろう?」「どうすればいいの?」と焦ってしまう気持ち、とてもよく分かります。でも、ご安心ください!インターネットに繋がらない原因は意外とシンプルなことも多く、ご自身で解決できるケースがほとんどなんです。
今日のブログでは、インターネット接続のトラブルに遭遇した時に、焦らず試せる効果的な解決策を、段階的なチェックリスト形式でご紹介します。ぜひ、この手順に沿って、あなたのパソコンの状態を確認してみてください!
ステップ1:まずは基本の「き」!物理的な接続と電源を確認
複雑な原因を探る前に、まずは最も基本的な「物理的な問題」がないかを確認しましょう。
意外と「うっかりミス」が原因になっていることも多々あります。
1.Wi-Fiルーターの電源を確認:
・Wi-Fiルーターの電源ランプは点灯していますか?もし消えている、または点滅している場合は、電源ケーブルがしっかり刺さっているか確認し、一度コンセントから抜いて10秒ほどまってから再度挿し直して電源を入れ直してみてください。
・モデム(回線終端装置)を併用している場合は、モデムの電源も同様に確認し、再起動しましょう。
2.LANケーブルの接続状況(有線接続の場合):
・パソコンとルーターを繋ぐLANケーブルが、両端ともに奥までしっかり挿さっていますか?カチッと音がするまで挿し込みましょう。
・ケーブルが断線していないか、変なねじれがないかも確認してください。可能なら、別のLANケーブルに交換して試すのも有効です。
3.ノートパソコンの場合:
側面やキーボード上に、Wi-Fiのオン/オフを切り替える物理スイッチや、Fnキーと組み合わせるキー(例:Fn+F2やF5など)がないか確認し、Wi-Fiが有効になっているか確認しましょう。
4.パソコンの再起動:
・上記の確認を行った後、念のためパソコン自体を再起動してみてください。一時的なシステムエラーや通信の詰まりが解消されることがあります。
ステップ2:ソフトウェア側の設定と状態をチェック
物理的な接続に問題がないのに繋がらない場合は、パソコンやネットワークの設定に原因があるかもしれません。
1.Wi-Fi接続先の確認(Wi-Fi接続の場合)
・正しいWi-Fiネットワークに接続していますか?
・タスクバーの右下にあるWi-Fiアイコンをクリックし、表示されるネットワークの一覧から、ご自身のWi-Fiネットワーク(SSID)が選択され、接続済みになっているか確認しましょう。
・もし、自動接続になっていても繋がらない場合は、一度「切断」し、もう一度クリックして「接続」を試してみてください。パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入力しましょう。
・SSIDやパスワードが間違っていませんか?
・ルーターの裏面や側面に記載されているSSID(ネットワーク名)やパスワード(暗号化キー)と、入力したものが一致しているか再確認しましょう。
2.機内モード・VPNの確認
・機内モードが有効になっていませんか?
・Windowsの場合、タスクバーの右下にあるWi-Fiアイコンをクリックして表示されるクイック設定パネルに「飛行機マーク」の機内モードアイコンがないか確認しましょう。
もし有効になっている場合は、クリックして無効にしてください。
・VPNが原因ではないか?
・VPN(Virtual Private Network)を使用している場合、VPNサーバーの不具合や設定ミスでインターネットに接続できないことがあります。一時的にVPNをオフにして、インターネットに繋がるか確認しましょう。
3.ネットワーク診断ツールの実行
Windowsには、ネットワークの問題を自動で診断してくれるツールが搭載されています。
・Windowsの場合:
1.タスクバーの右下にあるWi-Fiまたは有線LANのアイコンを右クリックし、「ネットワークとインターネットの設定」を開きます。
2.「状態」タブ(または「ネットワークの状態」)の下部にある「ネットワークのトラブルシューティングツール」をクリックします。
3.画面の指示に従って診断を進めてください。問題が見つかれば、自動で修復を試みてくれます。
4.IPアドレスの再取得(Windows ipconfigコマンド)
ネットワーク設定が一時的に不正になっている場合、IPアドレスを再取得することで解決することがあります。
1.Windowsの検索バーに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
2.以下のコマンドを一つずつ入力し、Enterキーを押します。
・ipconfig/release(現在のIPアドレスを解放します)
・ipconfig/renew(新しいIPアドレスを取得します)
3.コマンド実行後、インターネットに繋がるか確認します。
5.DNSサーバーの変更
DNSサーバーは、ウェブサイトのアドレス(例:https://www.google.com/search?q=google.com)をIPアドレスに変換する役割を担っています。このDNSサーバーに問題がある場合、ウェブサイトが表示されないことがあります。
・Windowsの場合:
1.「スタート」ボタンを右クリックし、「ネットワーク接続」または「設定」>「ネットワークとインターネット」を選択します。
2.「Wi-Fi」または「イーサネット」(有線LAN)を選択し、「アダプターのオプションを変更」をクリックします。
3.現在使用している接続(Wi-Fiまたはイーサネット)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
4.「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
5.「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択し、以下を入力します。
・優先DNSサーバー:8.8.8.8(Google Public DNS)
・代替DNSサーバー:8.8.4.4(Google Public DNS)
6.「OK」をクリックして設定を保存し、インターネットに繋がるか確認します。
ステップ3:それでもダメなら…より深い原因と最終手段
上記の基本的な対処法を試しても解決しない場合は、さらに深い原因が考えられます。
1.別のデバイスで確認する:
・スマートフォンや別のパソコンなど、他のデバイスでインターネットに繋がるか試してみてください。
・他のデバイスでも繋がらない場合:ルーター、モデム、またはインターネット回線自体に問題がある可能性が高いです。契約しているインターネットプロバイダー(ISP)に問い合わせてみましょう。
・他のデバイスでは繋がる場合:パソコン本体のネットワークアダプター(Wi-Fi子機やLANポート)や、OSの深刻な問題が考えられます。
2.ルーターやモデムのファームウェアを更新する:
・ルーターのファームウェア(内部ソフトウェア)が古いと、動作が不安定になることがあります。ルーターのメーカーサイトで最新のファームウェアがないか確認し、更新を試みてください。(※手順はルーターによって異なります。誤った更新はルーターを破損させる可能性があるので注意が必要です。)
3.セキュリティソフトやファイアウォールの確認:
・セキュリティソフトのファイアウォール機能が、誤ってインターネット接続をブロックしている可能性もあります。一時的にセキュリティソフトを無効にして、インターネットに繋がるか確認してみてください。(※無効にする際は、インターネット接続を試す間のみとし、すぐに有効に戻しましょう。)
4.ネットワークアダプターのドライバーを更新・再インストール:
・パソコンのネットワークアダプター(Wi-Fiや優先LAN)のドライバーが破損しているか、古い可能性があります。
・「デバイスマネージャー」(Windows)を開き、「ネットワークアダプター」の項目を展開します。お使いのWi-FiまたはLANアダプターを右クリックし、「ドライバーの更新」または「デバイスのアンインストール」を試してみてください。
アンインストール後はパソコンを再起動すると、自動でドライバーが再インストールされます。
5.Windowsのネットワーク設定のリセット:
・最後の手段として、Windowsのネットワーク設定を完全にリセットする方法があります。これにより、Wi-Fiパスワードなどの設定も初期化されますので注意が必要です。
・「設定」>「ネットワークとインターネット」>「状態」>「ネットワークのリセット」を選択します。
困ったら「パソコンおまかせ隊」にご相談ください!
インターネットに繋がらないトラブルは、本当に焦りますが、慌てずに一つずつ原因を探していくことが大切です。今回ご紹介したチェックリストを参考に、ぜひご自身で解決を試してみてください。
もし、すべての方法を試しても解決しない場合や、「やっぱり自分では難しい…」と感じたら、いつでも私たち「パソコンおまかせ隊」にご連絡ください!お客様の快適なインターネット環境を取り戻すために、専門の知識を持ったスタッフが全力でサポートさせていただきます!
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