皆さん、こんにちは!パソコンおまかせ隊です!
毎日パソコンを使っていると、ふと画面を見て「あれ?なんか画面が汚れてる…」「指紋やホコリが気になるな…」と感じること、ありますよね。特に最近の光沢液晶は、ちょっとした汚れでも目立ちやすいものです。
汚れた画面で作業していると、集中できなかったり、目が疲れやすくなったりと、せっかくの快適なパソコンライフが台無しに。かといって、適当にゴシゴシ拭いてしまうと、画面を傷つけたり、コーティングをはがしてしまったりするリスクもあります。
今日のブログでは、液晶ディスプレイを安全かつ効果的にクリーニングするための正しい方法を、プロの視点も交えながら分かりやすく解説していきます!これで、あなたのディスプレイもピカピカに生まれ変わりますよ!
なぜ液晶ディスプレイは汚れるの?
液晶ディスプレイの汚れの主な原因は、以下の通りです。
・ホコリ:空気中を舞うホコリが画面に付着します。特に静電気を帯びやすいので、どんどん吸い寄せられます。
・指紋:画面を直接触ってしまった際に、皮膚や油分が付着します。
・飛沫(ひまつ):くしゃみや咳、食べ物や飲み物の飛び散りなどが付着します。
・乾燥した水分:結露や湿気などが乾燥して、水垢のように残ることもあります。
これらの汚れは、放置するとこびりつき、通常の拭き取りだけでは落ちにくくなることがあります。
準備が肝心!クリーニングに必要なもの
液晶ディスプレイのクリーニングには、専用のアイテムを使うのが最も安全で効果的です。ティッシュペーパーや一般的なタオル、窓拭き用の洗剤などは絶対に使わないでください!画面を傷つけたり、変色させたりする原因になります。
用意するもの:
1.マイクロファイバークロス:
・もっと重要なアイテムです。繊維が非常に細かく、ホコリや汚れをしっかりと絡め取り、画面を傷つけにくいのが特徴です。メガネ拭きのような素材のものです。
・複数枚用意できると、乾拭き用と湿らせて拭く用で使い分けられて便利です。
2.液晶ディスプレイ専用クリーニング液(または精製水):
・画面に直接吹き付けるのではなく、クロスに染み込ませて使うタイプです。
・アルコールやアンモニア、研磨剤などを含まない「ノンアルコール」で「帯電防止効果」があるものがおすすめです。
・手元になければ、「精製水」で代用することも可能です。(水道水はミネラル分が含まれているため、拭き後が残る可能性があります)
3.エアダスター(推奨):
・キーボードの隙間や通気口のホコリを飛ばすのに使いますが、ディスプレイの表面の大きなホコリを拭き飛ばすのにも役立ちます。
液晶ディスプレイの正しいクリーニング手順
ここからは、具体的なクリーニング手順です。焦らず、丁寧に行いましょう。
ステップ1:電源を切る(最も重要!)
・必ずディスプレイの電源を切り、可能であれば電源ケーブルも抜いてください。
・画面が真っ暗になることで、ホコリや汚れが非常に見やすくなります。
・電源が入ったままだと、誤操作や感電のリスクがあるだけでなく、静電気によってホコリを吸い寄せてしまいます。
ステップ2:乾いたマイクロファイバークロスでホコリを除去
・まずは、乾いた状態のマイクロファイバークロスで、画面全体に付着した大きなホコリや軽い汚れを優しく拭き取ります。
・力 を入れすぎず、画面に軽く触れる程度で、上から下へ、または一方向へ拭いていきましょう。
・エアダスターがある場合は、先に画面全体に軽く吹き付けて、大きなホコリを飛ばしておくとより効率的です。
ステップ3:専用クリーニング液をクロスに染み込ませて拭く
乾拭きで落ちない指紋や頑固な汚れがある場合に行います。
1.クリーニング液をマイクロファイバークロスに少量吹き付けます。
・※絶対にディスプレイ画面に直接吹き付けないでください!液体が画面内部に浸透し、故障の原因となる可能性があります。
2.クリーニング液を染み込ませたクロスで、汚れが気になる部分を優しく拭き取ります。
・円を描くようにゴシゴシ拭くのではなく、一方向(例:上から下へ、または左から右へ)に優しく拭き進めるのがポイントです。
・頑固な汚れは、何度か優しくなぞるように拭くことで徐々に落ちていきます。
力を入れすぎないように注意しましょう。
3.汚れが取れたら、すぐに別の乾いたマイクロファイバークロスで、画面に残った水分や拭き跡を拭き取ります。
ステップ4:周辺部分も忘れずに
画面だけでなく、ディスプレイのベゼル(画面の縁)やスタンド、背面などもホコリや汚れが溜まりやすい場所です。
・同様に、乾いたマイクロファイバークロスで拭き取ります。
・電源ケーブルや映像ケーブルの接触部分も、ホコリを軽く拭き取っておきましょう。
クリーニング時のNG行為と注意点
・絶対NG!:
・ティッシュペーパー、キッチンペーパー、タオル、古着など:繊維が硬く、画面を傷つけたり、細かい繊維が残ったりします。
・窓拭き用洗剤、台所用洗剤、アルコール、ベンジン、シンナーなど:ディスプレイの表面のコーティングを剝がしたり、変色させたり、故障の原因になったりします。
・画面に直接液体を吹き付ける:内部に液体が入り込み、故障の原因になります。
・ゴシゴシ強く拭く:画面に傷をつけたり、内部の液晶を破損させたりする可能性があります。
・静電気に注意:
クリーニング中は静電気でホコリが再び付着しやすいので、可能であれば帯電防止機能のあるクリーニング液やクロスを使うのがおすすめです。
・頻繁なクリーニングは不要:
ホコリを軽く払う程度であれば毎日でも構いませんが、液体を使っての本格的なクリーニングは、汚れが気になった時に行う程度で十分です。
まとめ:正しいお手入れでディスプレイを長持ちさせよう!
液晶ディスプレイはデリケートな部品ですが、正しい方法でメンテナンスしてあげれば、常にクリアな画面で快適にパソコンを使用できます。
・電源を切ってから!
・専用のマイクロファイバークロスとクリーニング液(または精製水)を使う!
・優しく、一方向に拭く!
・絶対に使ってはいけないものがある!
これらのポイントを押さえて、ぜひご自宅のディスプレイをピカピカにしてみてくださいね。もし「どのクリーニング用品が良いか分からない」「もっと詳しく教えてほしい」といったご質問があれば、いつでも「パソコンおまかせ隊」にご相談ください!
お客様の快適なパソコンライフを全力でサポートさせていただきます!
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