メモリの重要性:快適な動作に必要な容量とは?

パソコンおまかせ隊です。

パソコンを選ぶ時、CPUやストレージ(SSD/HDD)の性能は気にするけど、「メモリ」

についてはあまりよく分からない…という方もいるかもしれません。でも実は、この

「メモリ」、パソコンの快適な動作を左右する、縁の下の力持ちとも言える非常に重要なパーツなんです!

「パソコンの動きがカクカクする」「複数のアプリを開くと遅くなる」といった不満があるなら、もしかしたらメモリが原因かもしれません。今日のブログでは、メモリがどんな役割をしているのか、そしてあなたのパソコンの使い方に合わせた適切なメモリ容量の選び方をわかりやすく解説していきます!


メモリって何?パソコンの「作業台」!

CPUがパソコンの「頭脳」だとすると、メモリはCPUが作業を行うための「広大な作業台」に例えることができます。

私たちがパソコンでなにか作業をするときは、例えばウェブサイトを開いたり、文章を作成したり、ゲームをしたりする際、そのデータやプログラムは一時的にメモリに読み込まれます。メモリの容量が大きければ大きいほど、より多くのデータやプログラムを同時に展開でき、CPUはスムーズに作業を進めることができます。

逆に、メモリの容量が少ないと、作業台が狭い状態になります。複数のアプリを開いたり、大きなファイルを扱ったりすると、メモリが足りなくなり、CPUは一時的にストレージ(SSDやHDD)にデータを退避させる「スワップ」という処理を頻繁に行うようになります。これが、パソコンの動作が重くなる、カクカクする、フリーズする原因となるんです。


なぜメモリが重要なのか?3つのポイント

1.マルチタスク性能の向上:

 ・複数のアプリケーションを同時に起動したり、多くのウェブサイトのタブを開いたりする際に、メモリ容量が十分であればスムーズに切り替えられます。

2.アプリの起動・動作の高速化:

・よく使うアプリや大きなデータはメモリにキャッシュされるため、二度目以降の起動が早くなったり、動作が快適になったりします。

3.重い作業の効率アップ:

 ・動画編集、画像編集、プログラミング、最新の3Dゲームなど、大量のデータを扱う作業では、メモリ容量が作業効率に直結します。


あなたに最適なメモリ容量はこれだ!

では、具体的にどのくらいのメモリ容量が必要なのでしょうか?これは、パソコンの「使い方」によって大きく異なります。


1.【最低限】4GB:ウェブ閲覧・文章作成など、とにかくシンプルに使う方向け

 ・用途の目安:

  ・インターネット閲覧(少数のタブ)

  ・メール、LINEなどのメッセージアプリ

  ・Microsoft WordやExcelなどの簡単な文章作成

  ・YouTubeなどの動画視聴

・注意点:

 ・現在のWindows OSを快適に動かすには、最低限必要なレベルです。

 ・複数のアプリを同時に開いたり、多数のタブを開くと動作が重くなる可能性があります。

 ・新規購入するパソコンとしては、あまりおすすめしません。予算を抑えたい場合のみ検討しましょう。


2.【標準】8GB:普段使いに最適!多くのユーザーにおすすめ

・用途の目安:

 ・一般的なウェブ閲覧(複数のタブ)

 ・Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)を快適に使う

 ・オンライン会議(Zoomなど)

 ・写真の閲覧・簡単な編集

 ・軽いオンラインゲーム

・おすすめポイント:

 ・現在のパソコンの標準的なメモリ容量です。

 ・ほとんどの日常的な作業やビジネス用途でストレスなく使えます。

 ・コスパも良く、迷ったらまず8GBを選んでおけば安心です。


3.【快適】16GB:ゲーム、動画編集、クリエイティブ作業におすすめ

・用途の目安:

 ・本格的なPCゲーム(最新のタイトルも快適に)

 ・Adobe Photoshopや、illustratorなどを使った写真・画像編集

 ・GoPro StudioやDaVinci Resolveなどの動画編集

 ・プログラミング、仮想環境の利用

 ・たくさんのウェブサイトのタブを常に開いている方

・おすすめポイント:

 ・高負荷な作業を快適にこなせる余裕のある容量です。

 ・今後のソフトウェアの進化や、より重い作業にも対応しやすくなります。

 ・特にクリエイターやゲーマー、技術系の職種の方には16GB以上を強く推奨します。


4.【プロフェッショナル】32GB以上:最高性能を求める方向け

・用途の目安:

 ・4K以上の高解像度動画編集

 ・3Dモデリング、CAD、CG制作

 ・大規模なデータ分析、機械学習

 ・複数の仮想マシンを同時に実行する

 ・プロ仕様の音楽制作

・おすすめのポイント:

 ・現在の最高峰のメモリ容量であり、どんな重い作業でも最大限のパフォーマンスを発揮します。

・プロの現場で、作業効率を極限まで高めたい場合に選択します。


メモリは後から増設できる?

デスクトップパソコンの多くや、一部のノートパソコンでは、メモリを後から増設することが可能です。もし今使っているパソコンの動作が遅いと感じるなら、メモリ増設を検討するのも良い方法です。ただし、増設には対応するメモリの種類や、空きスロットの確認が必要です。


まとめ:メモリ容量はパソコンの「快適さ」に直結!

メモリは、CPUやストレージと並んで、パソコンの快適さを大きく左右する重要な要素です。

・シンプルな使い方なら8GB

・ゲームやクリエイティズ作業なら16GB以上

を目安に選ぶといいでしょう。

もし、今お使いのパソコンのメモリが足りていないと感じたら、ぜひメモリ増設や新しいパソコンへの買い替えを検討してみてください。適切なメモリ容量を選ぶことで、あなたのパソコンはもっとサクサクと、ストレスなく働いてくれるはずです!

「自分のパソコンはどのくらいのメモリが必要なの?」「メモリ増設ってどうすればいいの?」といった疑問があれば、いつでも私たち「パソコンおまかせ隊」にご相談ください!お客様の快適なパソコンライフを全力でサポートさせていただきます!



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