パソコンおまかせ隊です。
「なぜかWi-Fiが遅い…」「動画がカクカクする…」パソコンおまかせ隊です。
せっかく高速なインターネット回線を契約しているのに、Wi-Fiの速度が遅くてイライラする…そんな経験ありませんか?今日の生活において、Wi-Fiはもはや空気のような存在。
遅いと本当に困ってしまいますよね。
でもご安心ください!Wi-Fiが遅くなる原因は様々ですが、多くの場合、ちょっとした工夫や設定変更で劇的に改善することが可能です。「もう買い替えしかないのかな?」と思う前に、ぜひ今日のブログでご紹介するヒントを試してみてください!
なぜWi-Fiは遅くなるの?主な原因をチェック!
Wi-Fiの速度低下には、いくつか典型的な原因があります。まずは、ご自身の環境にあてはまるものがないか確認してみましょう。
1.電波が届きにくい場所にある:ルーターと端末の距離が遠い、間に壁や家具などの障害物が多い。
2.電波干渉を受けている:周囲のWi-Fiルーター、電子taレンジやコードレス電話などの家電製品から発せられる電波が干渉している。
3.周波数帯が不適切:2.4Hz帯と5GHz帯の特性を理解せずに使っている。
4.接続デバイスが多すぎる:同時に多くのスマートフォンやパソコン、スマート家電などがWi-Fiに接続している。
5.ルーターやモデムの一時的な不調:長時間稼働による熱やキャッシュの蓄積。
6.ルーターや端末が古い:Wi-Fiの通信規格が古く、最新の速度に対応できていない。
7.回線そのものの問題:契約しているインターネット回線やプロバイダ、または自宅までの回線に問題がある。
これで解決!Wi-Fi速度改善のためのヒント
それでは、上記の原因を踏まえ、具体的な改善案を見ていきましょう。簡単なものから順に試していくのがおすすめです!
ヒント1:Wi-Fiルーターとモデムを再起動する(まずはこれ!)
パソコンのトラブルシューティングと同じく、Wi-Fiルーターも長時間稼働していると不具合を起こすことがあります。
1.Wi-Fiルーターと、もしあればモデム(ONU/回線終端装置)の電源ケーブルをコンセントから抜きます。
2.10~1分ほど待って、放電させます。
3.まずモデムの電源を入れ、ランプが安定するまで待ちます。(約1分~3分程度)
4.次にWi-Fiルーターの電源を入れ、ランプが安定するまで待ちます。
5.これでWi-Fiの速度が改善されるか確認しましょう。
ヒント2:Wi-Fiルーターの設置場所を見直す
Wi-Fiの電波は、障害物に弱く、ルーターを中心に球状に広がります。設置場所一つで速度が劇的に変わることがあります。
・部屋の中央に設置する:家全体に電波が行き届きやすくなります。
・床から1~2mの高さに設置する:電波が広がりやすくなります。
・障害物の近くを避ける:壁際、棚の中、金属製のラック、水槽のそばは避けましょう。電波を吸収・遮断しやすいです。
・電波干渉源から離す:電子レンジ、コードレス電話、Bluetooth機器、IHクッキングヒーターなど、2.4GHz帯の電波を発する家電からは2m以上離しましょう。
ヒント3:周波数帯を切り替える(2.4GHz vs5GHz)
多くのWi-Fiルーターは「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の周波数に対応しています。
それぞれの特性を理解して使い分けましょう。
・2.4GHz帯:
・特徴:障害物(壁など)に強く、電波が遠くまで届きやすい。
・デメリット:電子レンジなど他の家電と干渉しやすく、通信速度が出にくい場合がある。
・こんな時に:ルーターから離れた部屋、壁を隔てた場所での接続。
・5GHz帯:
・特徴:電波干渉が少なく、通信速度が速い。
・デメリット:障害物(壁など)に弱く、電波が届く範囲が狭い。
・こんな時に:ルーターの近く、同じ部屋での高速通信(動画視聴、ゲームなど)。
スマホやパソコンのWi-Fi設定画面で、SSID(ネットワーク名)の末尾に「-5G」や「-A」と付いているものが5GHz帯、何もついていないか「-G」などが2.4GHz帯であることが多いです。まずは5GHz帯に接続してみて、安定しているか確認しましょう。不安定なら2.4GHz帯に切り替えてみてください。
ヒント4:Wi-Fiチャンネルを変更する
特にマンションなどの集合住宅では、近隣のWi-Fiルーターと電波の「チャンネル」が重なり、干渉を起こして速度が低下することがあります。
・Wi-Fiルーターの設定画面(通常、ブラウザでルーターのIPアドレスを入力してアクセス)から、「無線LAN設定」などの項目を探します。
・「チャンネル」設定を「自動」にしている場合でも、一度手動で空いているチャンネルに変更してみるのが有効です。特に2.4GHz帯では、他のWi-Fi機械から4チャンネル以上離れたチャンネルを選ぶと干渉を受けにくくなります。
・ルーターによっては、専用アプリで最適なチャンネルを診断してくれる機能もあります。
ヒント5:接続する端末の数を減らす/古い端末の接続を切る
Wi-Fiルーターは、同時に接続できる端末の数や、処理できるデータ量に限界があります。
・使っていないスマートフォンやタブレット、スマート家電などはWi-Fi接続を切断してみましょう。
・古いWi-Fi規格(Wi-Fi4/802.11n以前)しか対応していない古いデバイスが接続されていると、全体の通信速度を低下させる原因になることがあります。
一時的にこれらのデバイスの接続を切ってみて、速度が改善するか確認しましょう。
ヒント6:Wi-Fiルーターのファームウェアを更新する
ルーターの内部ソフトウェア(ファームウェア)が古いと、バグや不具合で動作が不安定になることがあります。
・ルーターのメーカー公式サイトにアクセスし、お使いの機種のファームウェアがないか確認し、アップデートを適用しましょう。(※手順はルーターによって異なります。必ず取り扱い説明書を確認してください。)
ヒント7:Wi-Fi中継器やメッシュWi-Fiを導入する
自宅が広い、階をまたいで使いたいなど、ルーター1台では電波が届きにくい場合は、物理的に電波の範囲を広げる機器の導入を検討しましょう。g
・Wi-Fi中継器:ルーターの電波が弱くなる場所に設置し、電波を中継してWi-Fiの範囲を広げます。手軽に導入できるのがメリットですが、速度が半分になるなどのデメリットもあります。
・メッシュWi-Fi:複数のルーター(または専用のメッシュ対応機器)を設置し、家中に網目状のネットワークを構築します。場所を移動しても最適な電波に自動で切り替わり(シームレスローミング)、広範囲で安定した高速通信が可能です。広い家や複雑な間取りの家におすすめです。
ヒント8:有線LAN接続も検討する(特にデスクトップPC)
どうしてもWi-Fiの速度が出ない、または安定性が求められる場合は、優先LAN接続を検討しましょう。
・オンラインゲームや大容量ファイルのダウンロード・アップロードなど、安定した高速通信が必要な場合は、LANケーブルで直接ルーターに接続するのが最も確実です。
・LANケーブルは、カテゴリー5e(Cat5e)以上、できればカテゴリー6A(Cat6A)以上のものを選びましょう。古いケーブルは高速通信に対応してい/
ない場合があります。
ヒント9:Wi-Fiルーターの買い替えを検討する
上記を全て試しても改善しない場合、またはルーターが古すぎる(購入から4~5年以上経過)場合は、ルーター自体の寿命や性能不足が考えられます。
・新しいWi-Fi規格(例:Wi-Fi6/6E/7)に対応したルーターは、複数のデバイス接続に強く、より高速で安定した通信が可能です。
・ご自身のインターネット回線(光回線など)の最大速度に対応したルーターを選ぶことが重要です。
まとめ:Wi-Fiトラブルは、原因を探って適切に対処しよう!
Wi-Fiの速度が遅いと感じたら、まずは焦らず、今回ご紹介した対処法を一つずつ試してみてください。
・ルーターの再起動と設置場所の見直し
・周波数帯の切り替えやチャンネル変更
これらが、最も手軽で効果的な改善策となることが多いです。それでも改善しない場合は、中継器の導入やルーターの買い替えも視野に入れましょう。
もし「どのルーターを選べばいいか分からない」「設定か複雑で不安」といったお困りごとがあれば、いつでも私たち「パソコンおまかせ隊」にご相談ください!お客様の快適なインターネット環境を全力でサポートさせていただきます!
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